キャビアがとれるチョウザメはサメの仲間ではない

チョウザメはサメじゃありません。じゃあ名前に「サメ」ってつけないでほしいですよね。反則ですよ、ソレ(笑)。

チョウザメには浮き袋と腎臓がありますけどサメにはありません。サメとチョウザメ、似ているのは名前とその姿形だけというね。実際、サメは軟骨魚綱、板鰓亜綱であるのに対し、チョウザメが条鰭綱、軟質亜綱に分類されております。

シーラカンスと同じ古代魚の残存種で3億年前から地球上に存在しているんですけど（サメは1億年前）、なんでチョウザメなんていう名前になったかというと、見た目がサメに似ていることと、体表面にある「硬鱗」の形が「蝶々」に似ていることから「チョウ」＋「サメ」で「チョウザメ」になったんですね。

ちなみにチョウザメには歯がありません。そして淡水魚であります。