「一二三四五六七」と書いて「恥知らず」と読む

       
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「一二三四五六七」と書いて「恥知らず」と読む

読めない漢字って結構あると思うんですけど、この「一二三四五六七」もふつうは読めませんよね。これ、「恥知らず」と読み、意味もそのまんまです。

なぜ「一二三四五六七」が「恥知らず」なのかといいますと、儒教の教えからそのような読み方が生まれました。儒教にはですね、「孝、悌、忠、信、礼、儀、廉、恥」という八徳というものがあって「一二三四五六七」だと八番目の「恥」が無い状態なので、「一二三四五六七」を「恥知らず」と読むようになったんですね。

ちなみに儒教とは紀元前に中国で発祥し、始祖は孔子です。紀元前からですから2000年以上も昔から残っているということなんですね。