昔は郵便局の配達員は防衛のため拳銃を所持していた

       
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昔は郵便局の配達員は防衛のため拳銃を所持していた

警察官や自衛官が職務上銃を所持しているのは周知の事実ですが、昔は郵便局の配達員も銃を所持して配達していました。

日本で初めて拳銃を持った職業は郵便局の配達員だったんです。警察官ではなかったんですね。郵便局と銃の関連性がないように思ってしまいますが、現金書留を狙う犯罪を防ぐために配達する郵便局員には銃を持たせていたんですね。ただ拳銃の使用は現金を狙う人間だけではなく、その対象は猛獣が襲ってきたときも含まれることが1873年に制定された郵便物保護銃規則第三條に明記されています。今では考えられませんがそういう時代だったんですね。

ちなみに7ケタの郵便番号の頭数字の「1」は東京都の千代田区から始まり、距離が遠くなるほど数字は大きくなり沖縄は「9」から始まります。ですが北海道は「0」からはじまりますよね。これは「10」が使えないので(使うと8ケタになってしまうから)、「0」になってしまうということです。