食パンの語源。パンは食べ物と分かっているのに「食」が付くの理由

       
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食パンの語源。パンは食べ物と分かっているのに「食」が付くの理由

食パンはなぜ、わざわざ「食」という漢字を付けて「食パン」という名称なのでしょうか?パンは食べ物なのでご丁寧に「食」をつけなくてもいいと思うのですが。

これはですね、諸説ありましていくつかごしょうかいしますと、

@菓子パンと区別するため主食用のパンと呼ばれたのが始まりとする説
クリームパンやあんぱんなどの菓子パンよりも早くから食パンは日本にあったのですが、おやつとして食べる菓子パンなどと区別するために主食用のパンと位置づけ「主食用のパン」→「食パン」となった説。

A消しパンと区別するため
昔はですね、パンの白い部分を丸めてねり消し状にして消しゴムの代わりに使われていたんですね。消しパンっていうんですけど、その消しパンと区別するために食用のパンを食パンと呼ぶようになった説。ちなみに消しパンは今も存在しています。

B四角で長いパンを本食パンと読んでいたため
昔はパン屋で売っている四角で長いパンのことを本食パンって呼んでいたんですね。今でも本食パンといく名前で売っているお店もあるようですが。そこから「本食パン」→「食パン」となった説。