イモリは半日後の天気を当てることができる

       
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イモリは半日後の天気を当てることができる

これはですね、両生類のイモリは優秀な天気予報士という結構面白い話です。

イモリは両生類なので乾燥に弱い生き物です。ですからいつも体を湿らせた状態に保っておきたい。つまり乾燥しない環境に身を置きたいわけです。

この発想から、これから晴れて乾燥するようであれば水中に、雨で湿度が高くなりそうなときは陸上にいるという実験結果が約70パーセントの確率でもたらされたのです。

つまり、今イモリがどの状態にいるかを観察すればこれから晴れるのか雨が降るのかが分かってしまうということですね。

ちなみにイモリとヤモリの違いってほとんどの人が分かってないのですが、イモリは両生類、カエルの仲間です。水のある井戸を守る井守(イモリ)と覚えましょう。ヤモリは爬虫類で家にいる害虫を食べてくれるありがたい存在なので家を守ることから、家守(ヤモリ)と名付けられたんですね。