ロブスターのハサミは右と左で大きさが違う理由

       
ファイル : 031
ロブスターのハサミは右と左で大きさが違う理由

伊勢海老とよく似た大型高級エビのロブスターのハサミですが、よく見ると右と左で大きさが全く違うんですね。どちらかが太くて大きく、もう片方が薄くて鋭くなっています。

当然役割も違ってですね、太くて大きいほうは主食である貝などの硬いものを砕く「クラッシャー」といい、薄くて鋭いほうが「カッター」といって割った貝の実などを引き裂いてつまみ出す役割があります。

じゃあ左右どちらがどの役割を持っているかといいますと、実はこれ個体によって全然違うんです。遺伝子によって決まるとかではなくてですね、生後2週間以内に最初に物を砕いたほうのハサミがクラッシャーになり、何もしなかったもう片方がカッターになるという生命の神秘的な事実があります。

なので生まれて2週間以内に何も砕かなければ左右どちらのハサミもクラッシャーになることはなく、カッターになってしまうんですね。