汁粉とぜんざいの違い

汁粉とぜんざいの違い

- 概要 -

汁粉とは、小豆餡を湯でのばして餅や白玉等を入れた甘味食品の事である。ぜんざいとは、焼いたお餅や栗餅、白玉等の上に、甘くトロっとさせた小豆餡をかけた物の事である。しかしそれは関東のぜんざいの姿で、関西では、つぶした小豆餡で作られたお汁粉の事を意味する。

- 詳しい解説 -

汁粉とは、小豆餡を湯でのばして餅や白玉等を入れた甘味食品の事である。「おしるこ」と呼ばれる事も多い。こしあんで作られたタイプと、つぶしあんで作られたタイプがあり、大福や饅頭の中身同様、好みが分かれるところである。(関東でいうところの)ぜんざいとは違い、汁が多い。

ぜんざいとは、焼いたお餅や栗餅、白玉等の上に、甘くトロっとさせた小豆餡をかけた物の事である。その為、汁粉とは違い、ほとんど汁っ気が無い。しかしそれは関東のぜんざいの姿で、関西では、つぶした小豆餡で作られたお汁粉の事を意味する。

まとめると、関東では汁の多いものを(粒あんこしあん両方)汁粉、汁の少ないものをぜんざいと呼び、関西ではこしあんで汁の多い物を汁粉、つぶあんで汁の多い物をぜんざいと呼んで区別している。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?