観音と仏の違い

観音と仏の違い

- 概要 -

観音とは、観世音菩薩や観世自在菩薩の略称・異称である。仏とは、悟りを開いた人の総称であるか、もしくはお釈迦様の事を指すものである。

- 詳しい解説 -

観音とは、観世音菩薩や観世自在菩薩の略称・異称である。悟りを開いた「仏」とは違い、菩薩とはまだ悟りを求めて修行中の人の事を意味する。つまり、まだ悟りを開いていないという点が仏とは違うが、それでも崇拝の対象となる場合がある。

仏とは、悟りを開いた人の事で、お釈迦様とは違い、特定の個人のみを指すものではなく、複数存在する。「お釈迦様=仏様」とする場合や、亡くなった人を「仏になった」と言う事もあり、何を仏とするかは人それぞれで、宇宙の真理こそが仏であるという人もいる。仏教の目的は、この仏様になるべく悟りを開く事であるとも言われる。

悟りを開くとは、人は生まれては死に、その間に何度も苦しく辛い思いをしなければならない。生きるという事は苦しい事であるという事を悟り、輪廻転生から解放される事を意味する。

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