高原と盆地の違い

高原と盆地の違い

- 概要 -

高原とは、海抜の高い山地にある、ある程度の広さのある平原の事である。盆地とは、周囲が山地によって囲まれた中にある平らで低い位置にある土地の事である。

- 詳しい解説 -

高原とは、海抜の高い山地にある、ある程度の広さのある平原の事で、気候を生かした野菜が栽培されていたり(涼しい気候を生かして抑制栽培されたものを高原野菜と呼ぶ)、特有の植物(高原植物)が生えている事がある。「台地」と明確な違いは無いものとされるが、一定の高度がある様な場合は高原とされる事が多い模様。美しい花畑やスキー場等、避暑等、レジャー目的で訪れる人が多い。盆地とは違い、太陽に近い位置にあるにも関わらず涼しいのは、高い位置は空気が薄い為、低い位置よりも気圧が低く、それだけ気温が下がるからである。(太陽は直接空気をあたためるのではなく、一度地面をあたためてから熱を上にあげていく為、高い位置は熱が届きにくい)

盆地とは、周囲が山地によって囲まれた中にある平らで低い位置にある土地の事である。「高原」とは違い、低い位置のものを指すのが特徴で、気候は京都に代表される様に、夏は風が入り込みにくい為に熱がたまってしまい暑くなりがちで、冬は寒気がたまりやすく底冷えする。その為、高原の様な避暑は出来ず、むしろより暑さが過酷になる。しかし、周囲が山である為、地下水等にも恵まれ自然が豊かである。昼夜の温度差が激しい事を利用して(それによって柔らかさや旨味に良い影響を与える事を狙って)作られる野菜もある。

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