顕微授精と体外受精の違い

顕微授精と体外受精の違い

- 概要 -

顕微授精とは、顕微鏡下で卵子の帯に穴をあけて、精子を注入させる受精方法の事である。体外受精とは、母親の体の外で受精させる事を意味し、特に試験管内で受精させる方法の事を指す。

- 詳しい解説 -

顕微授精(ICSI)とは、顕微鏡下で卵子の帯に穴をあけて、精子を注入させる受精方法の事である。精子の数が少なったり、運動率が悪いといった、主に男性側が原因で不妊の場合に行われる方法。精子に問題がある場合、卵子の透明帯を通過する事が出来ない為、人工的に補助してやる必要がある。一般的に費用は体外受精に比べると高めだが、直接卵子に受精させる為、効率が良く、若ければ若い程成功する確率が高い。

体外受精(IVF)とは、母親の体の外で受精させる事を意味し、特に試験管内で受精させる方法の事を指す。「顕微授精」とは違い、主に卵管に問題がある等、女性側が原因で不妊の場合に行われる方法。ある程度まで発育させた後に、元の女性、もしくは代理母といった別の女性の子宮に移植する。病院にもよるが、費用は顕微授精に比べると若干低く抑えられている。

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