オールとパドルの違い

オールとパドルの違い

- 概要 -

オールとは、ボート(ゴムボートも含む)を漕ぐ為の櫂の事である。一方パドルとは、カヌーを漕ぐ為の櫂の事である。

- 詳しい解説 -

オールとは、ボート(ゴムボートも含む)を漕ぐ為の櫂の事である。「パドル」とは違って、船体のサイドに固定する支点があり、後ろ向きに漕ぐのが特徴。左右に1本ずつ付いているのが一般的である。漕ぐときは左右両方の櫂を同時に操作して進む。この時左右の力が同程度でないと、真っ直ぐ進めずに曲がったり、下手をするとくるくる回転する事もある。船体に固定されている為、うっかり手を滑らせても水の中に櫂を落としてしまう心配は無い。

一方パドルとは、カヌーを漕ぐ為の櫂の事である。「オール」とは違って、船体に固定したりはせずに、前向きに漕ぐのが特徴。カヤック(オープンタイプで乗る人数が固定されていない)の場合は両端に水かきがついていて、カナディアン(クローズドタイプで乗る人数が船によって決まっている)の場合は片方にのみ水かきがついている。オールの様に固定されている訳ではないので、手が滑ると水中に落としてしまう場合もある。しかし動きの自由度は高いので、細かい調整はしやすい。パドルには正しい向きもあり、初心者には慣れるまでまっすぐ進むのも難しい。力んで手にマメが出来てしまう人もいるが、力を入れずに漕ぐのがコツである。

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