釈迦と仏陀の違い

釈迦と仏陀の違い

- 概要 -

釈迦とは、仏教の開祖であるゴータマシッダルタの事である。仏陀とは、釈迦の事を指す場合もあるが、「悟りを開いた人」という意味で用いられる場合もある。

- 詳しい解説 -

釈迦とは、仏教の開祖であるゴータマシッダルタの事である。釈尊(しゃくそん)や釈迦如来(しゃかにょらい)等とも呼ばれる。元々は来たインドの部族名であったが、ここから現れた悟りを開いた者としてゴータマシッダルタの事を指す名として用いられる。現在のネパール南部にあったカプラバストゥ城に王子として生まれたが、29歳で出家して修行(瞑想や思索、苦行等)を続け、35歳で悟りに達したとされている。特定の個人を指すもので、仏陀の様に複数いるものではない。

仏陀とは、釈迦の事を指す場合もあるが、サンスクリット語で目覚めた人という意味を持ち、主に「悟りを開いた人」という意味で用いられる。「釈迦」とは違い、悟りを開いた人全般を指し示しており、特定の個人を指すものでは無い。「釈迦」は悟りを開いた人なので、仏陀の中の一人という事になる。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?