協会と組合の違い

協会と組合の違い

- 概要 -

協会とは、そこに所属する会員が共通の目的のために協力する集まりの事である。組合とは、共通の目的を遂行するために、資格を有する人達によって組織する事が認められている団体の事である。

- 詳しい解説 -

協会とは、そこに所属する会員が共通の目的のために協力する集まりの事である。表向きは非営利団体ではあるが、実質的には営利団体と化している協会も多い。皆で同じ事をするというよりは、それぞれ役割分担をして出来る事をするといったイメージである。特定分野の専門家が集まっている為、競合する別のものが発生する事も稀で、企業の様に競ったり争う事は稀である。「組合」とは違い、法的な規制は特に無く、誰でも簡単に作る事が出来るが、営利目的であった場合は法人税等の納税義務が発生する場合もある。目的は協会によって実に様々である。

組合とは、共通の目的を遂行するために、資格を有する人達によって組織する事が認められている団体の事である。生活協同組合や、農業協同組合、漁業協同組合等が有名で、これらは法人格を有している。「協会」とは違い、「特別法」の規制を受け、気軽に作れるものではない。利益を追求するものでは無く、組合員の生活や技術、立場の向上を目的としている。組合員の出資金で維持・運営されている。

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