強雨と豪雨の違い

強雨と豪雨の違い

- 概要 -

強雨とは、強く激しく降る雨の事で、大雨注意報の範囲を超える強さのものを指す。豪雨とは、強く激しい勢いで大量に降る雨の事を指し、強雨よりも強いもの。

- 詳しい解説 -

強雨(きょうう)とは、強く激しく降る雨の事で、大雨注意報の範囲を超える強さのものを指す。反対語は弱雨(じゃくう)。気象庁では強雨とは表現せずに、「強い雨」と表現し、具体的には1時間のうちに20o以上30mm未満の雨の事を表す際に用いる。「豪雨」とは違い、災害を発生させた雨を表現するのに用いたりはしない。

豪雨とは、強く激しい勢いで大量に降る雨の事を指し、強雨よりも強いもの。「強雨」とは違い、気象庁でも用いられる用語(ただし豪雨単体では用いずに他の用語と組み合わせて用いられる)で、同じ様な場所で数時間にわたって長く降り続く「集中豪雨」や、(こちらは気象庁では正式には用いられていないが)予測困難で突発的に起こる「ゲリラ豪雨」等がある。また、著しい災害を発生させた雨の事を、あとから「○○豪雨(○○の部分には大雨が原因で災害が発生した地域の名前が入る)」の様に呼ぶ場合もある。

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