シラウオとシラスの違い

シラウオとシラスの違い

- 概要 -

シラウオとは、シラウオ科の硬骨魚で、体長は約10cm程の半透明・もしくは無色透明の魚の事である。シラスとは、カタクチイワシやイカナゴ、シラウオといった魚の稚魚の総称である。

- 詳しい解説 -

シラウオとは、シラウオ科の硬骨魚で、体長は約10cm程の半透明・もしくは無色透明の魚の事である。シラウオの稚魚は、シラスの一種である。「シラス」とは違い、シラウオは魚の一品種で固有名詞であり、総称ではない。「シロウオ」と混同されやすいが、全くの別物。冬が旬だが、一年を通して味は良いとされ、天ぷらやフライ、酢の物、刺身等にして食べられる。

シラスとは、カタクチイワシやイカナゴ、シラウオといった魚の稚魚の総称である。体の色は透明。稚魚のみを指すので、大きさは1〜2センチ程度と小さい。これをゆでて釜揚げしたものは釜揚げシラスと呼ばれ、ゆでたあとにしっかりと干したものは、ちりめんじゃこと呼ばれ、ふりかけ感覚で手軽に食べられる魚として重宝されている。中にタコやエビの赤ちゃんが混入している事も多く、気にならない人が大半なのだが、中には異物混入だとして騒ぐ人も出てくる時代となってしまった。

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