ニトリルとラテックスの違い

ニトリルとラテックスの違い

- 概要 -

ニトリルとは、化学的に作られた合成ゴムの事で、ラテックスを用いずにゴムに似せて作られているもの。ラテックスとは、ゴムの木から得られる白っぽい色をした粘り気のある液体の事で、乾燥させると天然の生ゴムが出来る。

- 詳しい解説 -

ニトリルとは、化学的に作られた合成ゴムの事で、ラテックスを用いずにゴムに似せて作られているもの。主に使い捨てのゴム手袋に加工されている。ラテックスを使っていないので、ラテックスにアレルギーを持つ人でも使用出来る。ただし、成型時に用いられる薬品にアレルギーを持つ人もいる為、絶対にアレルギーを起こさないという保障は無い。耐薬性・耐油性に優れて強度もある等非常に優れている。一方、低温やオゾンには弱い。

ラテックスとは、ゴムの木から得られる白っぽい色をした粘り気のある液体の事で、乾燥させると天然の生ゴムが出来る。ゴムの木の樹液だけではなく、合成して作られたゴムラテックスも存在する。様々な製品に用いられているが、アレルギーの原因となる物質でもある為、ラテックスにアレルギーを持つ人はニトリルで代用する。ニトリルに比べると耐薬性と耐油性が低い。しかし、グリップ性やフィット感はニトリルより優れており、指先を使った細かい作業をする際にはこちらの方が作業がしやすい。

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