砂糖とみりんの違い

砂糖とみりんの違い

- 概要 -

砂糖とは、ショ糖が主成分の甘味料の事で、料理や菓子作りに広く用いられる。みりんとは、焼酎を原料とした、甘味のある調味料の事である。

- 詳しい解説 -

砂糖とは、ショ糖が主成分の甘味料の事で、料理や菓子作りに広く用いられる。黒糖(黒砂糖)も砂糖の一種であり、グラニュー糖や白砂糖、三温糖等、砂糖には精製方法により様々な種類のものがある。黒糖よりも広い概念に当たり、砂糖は黒糖の様に原料をサトウキビのみに限定せず、サトウダイコン(テンサイ)のしぼり汁から作られたものも含む。一般的な白砂糖は、黒糖の中に含まれている糖蜜が省かれているので、黒糖に比べるとカリウムやミネラルが少ない。「みりん」とは違い、単純に甘味を出したい時に用いられる事が多い。

みりんとは、焼酎を原料とした、甘味のある調味料の事である。「砂糖」とは原料も製法も違い、菓子等にも用いない料理専用の調味料である。アルコールを含む本みりんと、アルコールを含んでいない廉価版のみりん風調味料、アルコールを若干含んでいるが塩を加えて飲めなくして税金を安く抑えた(酒に分類されない様にした)みりんタイプ調味料がある。魚等の臭みを消したり、てりを出したり、コクを出したい場合に用いられる。甘味もあるが、砂糖に比べると弱めである。また、食材をかたく締める効果があるので、最後の方で加える事が多い。

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