コンプライアンスとcsrの違い

コンプライアンスとcsrの違い

- 概要 -

コンプライアンスとは、法令を守り、規則やルールに従って活動する事である。企業においては社内規則として徹底させ、違反があればすぐさま経営陣に報告が行く様に仕組みや流れを作る。一方crsとは、企業の社会的責任という意味で、世間等の要求やニーズに応え、自主的に社会貢献していくべきであるという考えの事を指す。

- 詳しい解説 -

コンプライアンス(compliance)とは、法令を守り、規則やルールに従って活動する事である。企業においては社内規則として徹底させ、違反があればすぐさま経営陣に報告が行き、確実に解決させる様に仕組みや流れを作る。法令を守るだけでなく、セクハラやマタハラがあれば上に報告し、被害者が守られる様にしたり、あらゆる不祥事や社内問題が起こらない様に防ぐ目的と、もし起きた場合にも迅速に上に報告が行き、なるべく被害を抑える目的がある。企業イメージを守るための対策である事が多い。

一方crs(Corporate Social Responsibility)とは、企業の社会的責任という意味で、世間等の要求やニーズに応え、自主的に社会貢献していくべきであるという考えの事を指す。具体的には、環境問題(環境保全)や、雇用の創出、提供する商品の安全性や原材料を正しく明示する事等である。「コンプライアンス」は内部向きのものであるのに対し、crsは外を意識したものが多い。crsの中にコンプライアンスも含まれ、その内容が企業イメージや信頼、株価に影響する事もある。

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