コーデュロイとコールテンの違い

コーデュロイとコールテンの違い

- 概要 -

コーデュロイもコールテン(コール天)も、細いうねの様な形に織った生地の事を指している。コーデュロイは比較的若めの世代の呼び方で、コールテンは年配の人達の呼び方である。

- 詳しい解説 -

コーデュロイもコールテン(コール天)も、縦方向に細いうねの様な形に織った生地の事を指している。コーデュロイは比較的若めの世代の呼び方で、「王様のお仕着せ」を表し、フランス語の「コール・デュ・ロワ」から来ている呼び方とされる。一方コールテンは年配の人達(団塊の世代周辺から上の世代)の呼び方で、「corded velveteen」や天鵞絨(ビロードの和名)からつけられた名だとも言われているが、諸説ある。

生地は厚みがあり、保温性も高い為、主に秋〜冬服の素材として用いられる。また、摩擦にも強い為、学校の黒板消しや足袋等、摩耗しやすい物にも用いられている。畝の幅にも色々と種類があり、太い物を鬼コールと呼んだり、細いものは細コールと呼ばれたりしている。通販など、現物を見る事が出来ない場合は、畝幅を書いておくとイメージがしやすく親切である。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?