左官と大工の違い

左官と大工の違い

- 概要 -

左官とは、モルタルや漆喰といった壁材を塗る作業を主な仕事内容とする職人の事で、大工とは、家屋などを建築する際に、主に木造部分全般の作業を行う職人の事である。

- 詳しい解説 -

左官とは、モルタルや漆喰といった壁材を塗る作業を主な仕事内容とする職人の事である。「大工」が家を全体的に作るのに対し、左官は基本的には壁オンリーの仕事で、壁大工と呼ばれる事もある。大工の様に木を削ったり組み上げたりはしない。主な仕事道具は材料を練って塗り上げる「コテ」である。素人がやると厚みが均一にならなかったり、そもそも全面にうまく塗る事も難しいが、熟練の左官ならあっと言う間にフラットで美しく塗り上げてしまう。

大工とは、家屋などを建築する際に、主に木造部分全般の作業を行う職人の事である。昔は右官とも呼ばれていた。木造や家屋に限らず、建築や修理といった作業をこなす人の事を呼ぶ場合もあり、「船大工」「壁大工」「瓦大工」「宮大工」等、専門分野を頭につけて呼んだりもする。一般的な木造建築で活躍する大工の主な作業道具は、カンナやノミ、ノコギリ、金槌といった木に関係する物になる。

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