システムとプログラムの違い

システムとプログラムの違い

- 概要 -

システムとは、特定の目的を果たす為に作られた仕組みや装置の事で、コンピュータでいえば、ハードウェアとソフトウェアを含めた全体の仕組みを指す事が多いものである。プログラムとは、システムを構築する際にも散るコンピュータへの命令群の事である。

- 詳しい解説 -

システム(system)とは、特定の目的を果たす為に作られた仕組みや装置の事で、コンピュータでいえば、ハードウェアとソフトウェアを含めた全体の仕組みを指す事が多いものである。通常様々な機能を組み合わせて作られ、単体のものも複数が合わさったものも、どちらもシステムと呼ばれる場合もある、広い概念を持つ言葉。例えば「システムキッチン」→料理しやすい機能(シンク、調理台、収納、コンロ等)を集めたもの、「カーナビゲーションシステム」→位置情報取得、地図表示、ルート案内といった様々な機能を集めて連動させ、「現在いる地点から目的地まで地図を表示しながら案内する」という目的を実現させる様に作られている。

プログラム(program)とは、システムを構築する際にも散るコンピュータへの命令群の事である。コンピュータは0と1の集合体で物事を判断および認識するが、人間がこれを理解するのは困難を極める。その為、人間がコンピュータに命令したい内容を一度人間が理解しやすい言語(プログラム言語)で書きこみ、それを実行する時にコンピュータが理解できる内容に変換する。言語には、C言語や、Java、Ruby等の他にも多数存在するが、基本的には条件分岐やループ、変数代入や計算等を組み合わせて目的を達成できる様に組み上げていく。複数のプログラムを組み合わせて快適に目的を達成できる様に作られたものがシステムである。小学生でも視覚的に組めるプログラムソフトも開発されており、より身近なものになってきている。

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