グループホームとケアハウスの違い

-　詳しい解説　-

グループホームとは、認知症の老人や知的障害者の為の受託型収容施設の事である。認知症の老人が住み慣れた町で暮らす事が目的となっている為、入居には「認知症である事」「６５歳以上である事」が必須となる点が「ケアハウス」とは違う。ただ介護をするだけでなく、認知症の進行を遅らせる様に体調を見ながら自分で出来る事はしてもらったり、季節ごとの催しをしてくれたりする。認知症だと色々と介護やサポートが必要な為、当然ながら介護付きである。運営にもよるが、費用はケアハウスの一般型よりはかなり高めで、介護型とは同程度になる。

ケアハウスとは、（基本的に）介護が必要では無いものの、（家族と同居は出来ないが）一人で独立して生活をするには心もとない高齢者が、生活サービスを受けながら集団生活できる施設の事である。全く介護を必要としない「一般型」と、介護がついている「介護型」がある為、ややこしい。「グループホーム」とは違い、認知症である必要はなく、また年齢は６０歳以上から入居が可能になっている点も違う。