国家主席と総書記の違い

国家主席と総書記の違い

- 概要 -

国家主席とは、中国という国の最高指導者(国家元首)の職名の事であり、総書記とは、中国共産党の最高指導者の職名の事である。

- 詳しい解説 -

国家主席とは、中華人民共和国の最高指導者(国家元首・政府の代表)の職名の事であり、他国で言うところの大統領の様なものになる。ただし、政治的に強い権力があるという事は無く、イメージとしては日本の天皇の様に、儀礼的かつ象徴的な存在である。対外的には、国家主席が元首として扱われる。

総書記とは、中国共産党の最高指導者の職名の事である。あくまで一党のトップであるが、中国は党の指導によって政府が政治を行う。その為、権力や影響力という面では、総書記の方が上という事になる。中国では中国共産党のトップである総書記が国のトップである国家主席になる事が多い為、混同されがちである。北朝鮮においては、総書記が国家元首となっている。

いずれも社会主義国で用いられる職名である。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?