ココアとモカの違い

ココアとモカの違い

- 概要 -

ココアとは、チョコレートの原料となるカカオ種子を煎った後に、脂肪分を取り除いて作られた粉末の事、もしくはそれを湯で溶かした飲み物の事である。モカとは、アラビア半島のイエメンで栽培された、もしくはその対岸で栽培されたエチオピア産のコーヒー豆の事である。

- 詳しい解説 -

ココアとは、チョコレートの原料となるカカオ種子を煎った後に、脂肪分を取り除いて作られた粉末の事、もしくはそれを湯で溶かした飲み物の事である。砂糖や甘味料が混ぜられている物も多く、ミルクと混ぜるだけで簡単に作る事が可能。モカとは違い、コーヒーでは無い為、カフェインの含有量はかなり少ない。少し苦味はあるが、モカの様な酸味は無い。また、産地を限定されたものでも無く、品種を限定したモカに対し、ココアはコーヒーの様な飲み物のカテゴリの一種である為、くくりが大きい。

モカとは、アラビア半島のイエメンで栽培された、もしくはその対岸で栽培されたエチオピア産のコーヒー豆の事である。モカの由来はモカ湾から出荷された豆という事で、この両方がモカ湾から出荷されていた事による。その為、イエメン産を「モカ・タマリ」、エチオピア産を「モカ・ハラー(シダモ)」と呼んで区別している。酸味が強いのが特徴である。ココアとは違い、コーヒーの為カフェイン含有量が多いので、子供には飲ませない方が良い。

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