原案と原作の違い

原案と原作の違い

- 概要 -

原案とは、もととなる案の事で、その通りに利用される事もあれば、大きく修正や改変される場合もあるものである。原作とは、もととなる著作や製作の事である。「原案」とは違い、既に作品として世に出ている完成系のものの事を指す。

- 詳しい解説 -

原案とは、もととなる案の事で、その通りに利用される事もあれば、大きく修正や改変される場合もあるものである。「原作」とは違って、あくまでまだ「案」の状態であり、作品として世に出たりはしておらず、また、何かしらのメディアにしてそのまま出せる状態まで完成させてはいない状態の物であるのが一般的である。最終的に作品に仕上げる為のものだけでなく、予算案等といった計画の為のものである場合もある。

原作とは、もととなる著作や製作の事である。「原案」とは違い、既に作品として世に出ている(事が多い)完成系のものの事を指す。それを元にして、翻訳したり、改作、脚色される。例えば、原作は小説で、テレビドラマとして作られたり、原作は漫画だったが、アニメ映画として作られたりする。原案とは違って原作は世に出ている分、ファンも存在している訳で、あまりに酷い改変やイメージと違う配役等をすると、叩かれる傾向にある。だが、逆に言えば一定の原作ファンがいるからこそ、ある程度お客に受ける可能性は完全オリジナルより確実にある訳で、新作ドラマを製作する際にリスクが少ないと思われるのか、最近は漫画原作のドラマばかり乱発されている。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?