寸志とボーナスの違い

寸志とボーナスの違い

- 概要 -

寸志とは、少しの気持ちや、わずかな志という意味で、自分の贈り物に対して用いる謙譲語である。少額のボーナスについて用いられる事が多い。ボーナスとは、定期的に支払われる給料とは別に、主に夏と冬の2回、会社の業績等によって支給される金銭の事である。

- 詳しい解説 -

寸志とは、少しの気持ちや、わずかな志という意味で、自分の贈り物に対して用いる謙譲語である。謝礼や贈り物ののし紙に書かれる。また、少額のボーナスについて用いられる事も多い。控え目な表現である為、受け取った側が「寸志をありがとうございます」と言うのはNGである。これは「ほんとうにちょっとだけど、くれてありがとう」という意味になり、本当だったとしても大変失礼な事になるので、「御志(もしくはご厚志)を賜り、誠にありがとうございます」とお礼を言ったり、他のメンバーに紹介する様にするのが良い。

ボーナスとは、定期的に支払われる給料とは別に、主に夏と冬の2回、会社の業績等によって支給される金銭の事である。「寸志」とは違い、まとまった額が支給される為(給料の数ヶ月分等)、ボーナス払いやボーナス商戦といった様に、皆の財布のひもがゆるみがちな時期を狙って(アテにさせて)物を販売している所もある。日本の企業は、ボーナスは仕事の成果に対してというよりは給与の後払い的なものである事が多く、海外の企業の倍は、その従業員が仕事で出した成果に対して支払われる報酬といった意味合いが強い。無い企業も多く、給料以上に企業間格差がある。正社員以外には無いのが一般的。「寸志」とは違い、ささやかなものには用いない表現である。

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