ウールと羊毛の違い

ウールと羊毛の違い

- 概要 -

ウール(wool)も羊毛も、羊(もしくは山羊等)からとった毛の事で、主に毛糸玉や毛織物の原料として用いられている。保温性と吸湿性が高く、冬に着用するセーター類によく加工される。

- 詳しい解説 -

ウール(wool)も羊毛も、羊(もしくは山羊等)からとった毛の事で、主に毛糸玉や毛織物の原料として用いられている。保温性と吸湿性が高く、冬に着用するセーター類によく加工される。また、弾力があり、シワになりにくいが、乾燥肌の人等は肌に直接触れた際に、チクチクしたり痒みなどの違和感を感じてしまう場合もある。

強いて違いを挙げるとすれば、ウールは羊毛だけでなく、アンゴラやアルパカ等、動物の毛の総称とする場合もある点であるが、「一般的には」羊毛を指すという事である。羊毛以外を用いている場合は、「毛」と表示されている事が多い。ちなみに毛製品に似せて人工的に作られた繊維が「アクリル」である。

毛100%と表示されている場合は、本当に100%毛が使用されている場合もあるが、97%以上という基準を満たしており、残りは化学繊維や綿である場合もある。また、リサイクルなどで再利用された毛が使用されている場合もある。「ウールマーク」がついていれば、それは新毛がほぼ100%という事になるが、羊毛とは限らない。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?