音波と電波の違い

音波と電波の違い

- 概要 -

音波とは、粗密波(そみつは)とも呼ばれ、空気などが振動する事によって音を伝える事が出来る波の事である。物質が無ければ伝わって行かない。電波とは、電磁波とも呼ばれ、電界と磁界が交互に変化を伝えながら伝わっていく波の事で、真空中(空気といった物質が無い環境)でも伝わる。

- 詳しい解説 -

音波とは、粗密波(そみつは)とも呼ばれ、空気などが振動する事(空気の分子を次々と揺らしていく事)によって音を伝える事が出来る波の事である。波は縦波のみである。空気の密な部分と疎な部分が交互に変化を伝えながら伝わっていく為、物質(空気)が無ければ伝わって行かない点が、電波とは違う。伝わる速度は、温度によって変化し、温度が高い方が分子の動きが活発になり、速く伝える事が出来る。

電波とは、電磁波とも呼ばれ、電界と磁界が交互に変化を伝えながら伝わっていく、電気エネルギーの波の事で、真空中(空気といった物質が無い環境)でも伝わる。世界では様々な周波数の電波が飛び交っており、波の共鳴現象を用いて、必要な周波数の交流電流を受信アンテナに流しておいて、目的の電波を増幅して受信している。伝わる速度は(真空中であれば)光と同じ光速で、空気などの物質が少ない方が速く伝わる。

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