以後と以降の違い

以後と以降の違い

- 概要 -

以後とは、その時から後、今後、という意味だが、「以降」とは違い、他の言葉と組み合わせずに単独でも用いる事が出来る。以降とは、「以後」と同じ意味を持つが、使用時は「○○以降」という様に、他の言葉と組み合わせて用い、単独では使用しない点が違う。

- 詳しい解説 -

以後とは、その時から後、今後、という意味だが、「以降」とは違い、他の言葉と組み合わせずに単独でも用いる事が出来る。対義語は、その時より前を意味する「以前」である。その時を区切りとして、後の事を表す際に用いる。使い方としては、例えば「以後、気を付ける様にします」「明治以後に現れた天才作家」といった風に用いる。

以降とは、「以後」と同じ意味を持つが、使用時は「○○以降」という様に、他の言葉と組み合わせて用い、「以降、○○します」という風に単独では使用しない点が違う。主にその時から後に、特定の物事が継続して行われていたり、その状態が続いている事を表す際に用いる。使い方としては、例えば「夜の10時以降の外出は禁止されている」「それ以降、この場所に不審者がやってくる事は無かった」「明治以降は、この項目も書類に記載する決まりとなっている」という風に用いる。

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