合成ゴムと天然ゴムの違い

合成ゴムと天然ゴムの違い

- 概要 -

合成ゴムとは、石油等から必要な炭化水素を取り出したりして、人工的に作られたゴムの事で、天然ゴムとはゴムの木からとれたラテックスから作られたゴムの事である。

- 詳しい解説 -

天然ゴムとは、ゴムの木からとれたラテックスから作られたゴムの事である。ゴムの木から得られる白っぽい色をした粘り気のある液体であるラテックスを乾燥させて作る。樹液の採集に手間と時間がかかる。伸縮性や弾性、耐寒性等に優れている反面、熱や油に弱く、耐候性も低いといった欠点もある。ゴム原料全体の約3割が天然ゴムである。

合成ゴムとは、石油等から必要な炭化水素を取り出したりして、人工的に作られたゴムの事である。天然ゴムと比べて耐油性や耐熱性に優れたものがあるが、逆に低温弾性や延伸性、引裂きの強さといった点が劣ってしまうものもあり、製品に合わせて使い分けが必要とされる。合成ゴムは、ゴム原料全体の約7割を占めている。

どちらか単体だけでなく、混合して製品を作る場合もある。

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