巡査と巡査部長の違い

巡査と巡査部長の違い

- 概要 -

巡査とは、警察組織において警官の階級のひとつで、一番最下位にあたる階級になる。巡査部長とは、巡査のひとつ上で、警部補の下にあたる階級である。

- 詳しい解説 -

巡査とは、警察組織において警官の階級のひとつで、一番最下位にあたる階級になる。警察官のうち約3割ほどが巡査である。警察学校に入校した時点で巡査として任命される為、「巡査部長」の様に昇進試験を受けてなるものでは無い。普通の会社でいえば、特に何の役職もついていない平社員レベルである。

巡査部長とは、巡査のひとつ上で、警部補の下にあたる階級である。「巡査」とは違い、警察官になってから一定の期間勤務を継続しており(大卒の場合は2年、そうでない場合は4年)、なおかつ年に1度しかない昇進試験を受けて合格し、更に所属長等からの推薦をもらわなければいけない。不規則で忙しい通常勤務とは別に勉強の時間を確保しなければならない。巡査と同じく警察官全体における割合は約3割で、巡査よりも若干少ない位である。普通の会社で言えば主任レベルにあたる。

ちなみに、正式な階級では無いが、巡査として一定期間問題なく勤め上げた者は「巡査長」という立場に任命され、階級章の棒が1本増える。キャリア組は巡査も巡査部長もすっとばして、その上の警部補からのスタートとなる。

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