迅速と敏速の違い

迅速と敏速の違い

- 概要 -

迅速とは、行動を起こすまでがすみやかでとても早いという意味で、敏速とは、物事をこなしたりする動きなどがスムーズで速いという事を意味する。

- 詳しい解説 -

迅速とは、行動を起こすまでがすみやかでとても早いという意味である。仕事自体(動作)の速さを意味する敏速とは違い、事が起きてから行動するまでの時間が短いという事。例えば、「事故が起きた時、校長の迅速な判断によって、すぐに避難をした事が功を奏し、誰も怪我をせずに済んだ」といった様に、事故が起きた後にどのようにすべきかという決断を校長が短時間で即座に行ったという判断・行動の良さを表現する様な場合に用いる。主に業務処理のはやさを表す。

敏速とは、物事をこなしたりする動きなどがスムーズで速いという事を意味する。てきぱきとしており、他と比べて仕事をこなすスピードや物理的な動き等が素早いという事。例えば「事故が起きた時、普段の訓練の成果が出て、敏速に避難をする事が出来た」という様に、動き自体を早く行う事を表現する際に用いる。

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