クローゼットとタンスの違い

-　詳しい解説　-

クローゼットとは、部屋の一部としてあらかじめ作られている衣類収納スペースの事で、移動は出来ない。洋風かつ小さ目の押入れで、衣類収納だけでなく物置的に使用している人もいる。タンスの様に購入・設置の手間が無く、部屋の壁に埋まる形で作られている為、部屋が広くスッキリと使用出来、地震の際も倒れてくる心配が無く安心・安全である。デメリットとしては、サイズが固定の為、容量が足りなければ追加で収納家具を購入したり、中はガランとしているので結局小物類を収納する為のボックス等が必要になる点が挙げられる。

タンスとは、衣類を収納する為の家具で、移動が可能なものである。クローゼットとは違い、自分で別に用意しなければならない。また、場所を取る為、部屋が狭くなったり、地震の際には倒れて来ない様に耐震しておく必要がある。メリットとしては、好きなデザインやサイズを選ぶ事が可能で、場所も移動出来る為、部屋を自分好みにカスタムしやすい。猫足のものや、ロココ調、アジアン風等、種類が非常に豊富。上は吊りタイプで下は引出しタイプであったり、全部引出しタイプの物等がある。引出しタイプは小物の出し入れがスムーズに出来る。