暦と歴の違い

暦と歴の違い

- 概要 -

暦とは、1日を最小単位として、決まりに従って長い時間を年、月、週等に分割して数える様にした体系の事である。簡単に言うとカレンダーの事。歴とは、特定の物事の歴史(経験の長さ等)を表すのに用いられるものである。

- 詳しい解説 -

暦(れき・こよみ)とは、1日を最小単位として、決まりに従って長い時間を年、月、週等に分割して数える様にした体系の事である。簡単に言うとカレンダーの事。地球が太陽の周囲を1公転する時間を1年とする「太陽暦」、月の満ち欠けの繰り返しで成り立つ「太陰暦」、太陽暦と太陰暦を折衷した「太陰太陽暦」に大別され、現代ではほとんどの国が太陽暦を使用している。「歴」とは違い、個人や国といった小さな範囲だけのものではなく、世界共通の時の流れや単位の事である。

歴(れき)とは、特定の物事の歴史(経験の長さや、これまで経てきたあと、時間等)を表すのに用いられるものである。「暦」の様に、体系ではなく、単純に個人や団体等の「経験の長さや出来事の有無」を表すもの。例えば「私のゴルフ歴は5年です」「過去の受賞歴が素晴らしい作家」「学歴が良い」「面接で職歴について質問される」といった使い方をする。暦とは違い、始点や終点、区切り等は対象によって様々である。

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