控訴と上告の違い

控訴と上告の違い

- 概要 -

控訴とは、裁判において第1審で出された判決に対して不服の申し立てをする事である。上告とは、第2審で出された判決に対して不服がある場合に、申し立てをする事である。

- 詳しい解説 -

控訴とは、裁判において第1審で出された判決に対して不服の申し立てをする事である。地方裁判所(家庭裁判所)で第1審をしていたなら、高等裁判所へ、簡易裁判所で第1審をしていたなら、地方裁判所へ申し立てをする為に申立書を提出する。上告よりも行われる回数は多い。

上告とは、第2審で出された判決に対して不服がある場合に、申し立てをする事である。第1審を地方裁判所で行っていた場合は第2審が高等裁判所で出され、その判決に不服を申し立てるのは最高裁判所になり、第1審を簡易裁判所で行っていた場合は第2審が地方裁判所で出され、その判決に不服を申し立てるのは高等裁判所になる。日本は3審制なので、以上の様に2回上訴する事が出来るが、高等裁判所で3審した後の判決に憲法違反等の重大な問題があるという場合にのみ、「特別上告」が可能で、4審目を最高裁判所で行える。

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