角煮とチャーシューの違い

角煮とチャーシューの違い

- 概要 -

角煮とは、角切りにした豚ばら肉を下茹でした後、醤油や砂糖等で甘辛く味付けをした汁の中で時間をかけて煮込んだ料理の事で、チャーシューとは、紐でしばった豚肉の塊を調味液に浸して味をしみ込ませた後、炉や天火につるして焼き上げた料理の事である。

- 詳しい解説 -

角煮とは、角切りにした豚ばら肉を下茹でした後、醤油や砂糖等で甘辛く味付けをした汁の中で時間をかけて煮込んだ料理の事である。うまく作れたものは、箸で簡単に切れる程柔らかくてジューシーである。からしをつけて食べると美味で、同じ煮汁で根菜類を煮込めば、野菜にも肉の旨味がしみ込んで、これも美味い。中国料理のトンポーロ―を元に作られた。上記豚を使った物以外にも、マグロやカツオを角切りにして煮たものも角煮と呼ばれる。チャーシューとは違って焼かない。

チャーシューとは、紐でしばった豚肉の塊を調味液に浸して味をしみ込ませた後、炉や天火につるして焼き上げた料理の事である。豚の肩ロースで作るのが一般的だが、豚バラでも、鳥もも肉でもやわらかくてジューシーなものが出来る。角煮とは違い、出来上がってからスライスして食べる。そのまま食べたり、ラーメンに乗せて食べたり、チャーハンの具にしたりする。

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