ブルーマウンテンとモカの違い

ブルーマウンテンとモカの違い

- 概要 -

ブルーマウンテンとは、ジャマイカのブルーマウンテン地区で栽培されたコーヒー豆の事で、モカとは、アラビア半島のイエメンで栽培された酸味が強いコーヒー豆の事である。

- 詳しい解説 -

ブルーマウンテンとは、ジャマイカのブルーマウンテン地区で栽培されたコーヒー豆の事である。香り豊かで酸味や苦みが少なく、ほんのり甘い。あまり特徴の無いコーヒーと感じる人も多いが、価格は高めで一杯800円〜といったところである。「英国王室御用達コーヒー」という、ただの憶測からつけられたキャッチコピーのお蔭で、ブランド志向の日本人に人気になったといういきさつがある。

モカとは、アラビア半島のイエメンで栽培された、もしくはその対岸で栽培されたエチオピア産のコーヒー豆の事である。モカの由来はモカ湾から出荷された豆という事で、この両方がモカ湾から出荷されていた事による。その為、イエメン産を「モカ・タマリ」、エチオピア産を「モカ・ハラー(シダモ)」と呼んで区別している。ブルーマウンテンとは違い、酸味が強いのが特徴である。

単一の豆で淹れられたコーヒーは良くも悪くも個性的で好みが分かれるので、どれがいいのか分からない様な時は万人向けに複数の豆を混ぜたブレンドコーヒーを飲んでおくのが無難である。

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