原酒と清酒の違い

原酒と清酒の違い

- 概要 -

原酒とは、醸成したものに、まだ加水等を行っていないそのままの状態の日本酒、もしくは熟成の為に樽に入れてあるウイスキーの原液の事である。清酒とは、米等を発酵せさて、もろみを濾過して作られた澄んだお酒の事で、日本酒とも呼ばれる。

- 詳しい解説 -

原酒とは、醸成したものに、まだ加水等を行っていないそのままの状態の日本酒、もしくは熟成の為に樽に入れてあるウイスキーの原液の事である。(ただし1%未満の加水であれば原酒と呼んで良い事になっている)市販のお酒は、通常原酒に水を加えてアルコール分を調整しているが、原酒はそれをしていない為、アルコールはおおむね20%前後で、味も調整された物より濃厚で深い味わいになっている。「清酒」とは違い、発酵が完了する直前のもろみをそのまま練り引いた濁り原酒(濁りのあるお酒)もある。また、清酒とは違い原料は米に限られない。

清酒とは、米等を発酵せさて、もろみを濾過して作られた澄んだお酒の事で、日本酒とも呼ばれる。もろみを濾過していないものは、「濁酒」と呼ばれる。通常出荷前に加水と火入れが行われており、アルコール度数は15%前後に調整されているものが多い。酒税はアルコール度数が高ければ高い程上がる・原酒のアルコール度数は強すぎて悪酔いしやすい等の理由から加水が行われている。

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