ウグイスとホトトギスの違い

ウグイスとホトトギスの違い

- 概要 -

ウグイスとは、ヒタキ科の鳥で、背中がオリーブや抹茶の様な緑褐色で、腹側が白色をしている。早春にホーホケキョという声で鳴き、春告げ鳥とも呼ばれる。ホトトギスとはカッコウ科の鳥で、背中がグレーで腹側は黒っぽい横斑がある。ウグイスの巣に卵を産み、ウグイスに育てさせる。鳴き声は「トッキョキョカキョク」と聞こえる。

- 詳しい解説 -

ウグイスとは、ヒタキ科の鳥で、背中がオリーブや抹茶の様な緑褐色で、腹側が白色をしている。早春にホーホケキョという美しい声で鳴く。この事から美しい声で選挙カーや場内アナウンスを担当する女性の事をウグイス嬢と呼ぶ。春告げ鳥とも呼ばれるのは、繁殖期のオスがホーホケキョと鳴くからで、春以外でも姿を見る事は出来る。ホトトギスに托卵される事が多く、知ってか知らずかそのままホトトギスの子を育てている事もある。

ホトトギスとはカッコウ科の鳥で、背中がグレーで腹側は黒っぽい横斑がある。自分では卵を産む為の巣作りをせず、ウグイスやミソサザイ等の巣に卵を産み、その巣を作った鳥に育てさせる(托卵)。鳴き声は「トッキョキョカキョク」と聞こえる。ウグイスとは違い、昼も夜も鳴き、鳴き声はウグイスの様に耳に心地よいという事は無く、甲高い感じの為、どちらかといえばうるさい。日本には5月の上旬ごろに夏鳥としてやってくる。

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