必要と不可欠の違い

必要と不可欠の違い

- 概要 -

必要とは、物事を成立させる為に、必ずそれを用いなければならない、欠く事は出来ない事である。不可欠とは、絶対に欠く事は出来ない事を意味する。

- 詳しい解説 -

必要とは、物事を成立させる為に、必ずそれを用いなければならない、欠く事は出来ない事である。比較的新しい言葉で、幕末・明治期に作られた語である。必用(必ず用いなくてはならない「物」を指す)や必須と言い換えて用いられる事もある。物や時間、人、(必要悪といった)事柄に対して用いられる。主に「必要な○○」といった使い方をする。

不可欠とは、絶対に欠く事は出来ない事を意味する。意味としては「必要」と同じであるが、場合によっては代用が可能な「必要」とは違い、「人類の存続に不可欠な物質」といった様に、他の物で代用が絶対に不可能な程、重要な物を指す場合が多い。また、「必要」は「要る物」を指し、不可欠は「欠けてはいけない物」という微妙なニュアンスの違いもある。主に「不可欠○○」「不可欠な○○」「不可欠の○○」といった使い方をする。

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