カレーライスとハヤシライスの違い

カレーライスとハヤシライスの違い

- 概要 -

カレーライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉をスパイスが効いた辛いルーで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。ハヤシライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉を、ドミグラスソースやトマトで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。カレーとは違い、辛味は無くどちらかといえば甘い。

- 詳しい解説 -

カレーライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉をスパイスが効いた辛いルーで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。元々はインドの料理で、インドを植民地としていたイギリスから日本に伝わった。現地のカレーは米はパラパラでルーはシャバシャバ系だが、日本のカレーライスは米はもちもち、ルーはとろみがある。具は牛や豚や鶏、シーフード類、玉ねぎ、じゃがいも、人参あたりが基本だが、ルーの味が強い為、クセの強い野菜等を入れたりアレンジもしやすい。辛さが甘口・中辛・辛口等レベル分けされて販売されている。

ハヤシライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉を、ドミグラスソースやトマトで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。洋食をベースに考案された日本の洋風料理である。カレーとは違い、辛味は無くどちらかといえば甘めで、ほんのりと酸味も感じられる。主な具材は、薄切り牛肉と玉ねぎ、キノコで、カレーライス程具材のアレンジは行われない。ハッシュドビーフやビーフシチューとも似ているが、このいずれもハヤシライス程トマトを加えず、また本来ライスにかけて食べるモノではない。特にビーフシチューはハヤシライスとは違い、香味野菜をゴロゴロ大き目にカットして入れる事も多く、見た目にもかなり違いがある。

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