還元水と水素水の違い

還元水と水素水の違い

- 概要 -

還元水とは、水を電気分解した際にマイナス極側に生成された弱アルカリ性のアルカリイオン水の事で、水素はさほど含まないか全く含んでいない。水素水とは、水素分子が高濃度に含まれている水の事である。

- 詳しい解説 -

還元水とは、水を電気分解した際にマイナス極側に生成された弱アルカリ性のアルカリイオン水の事で、水素はさほど含まないか全く含んでいない点や、水素を売りにしていない点が水素水とは違う。電気分解して水素が発生して出来た水の事を還元水素水と呼ぶ場合もある。還元水を飲む事により胃腸に効果がある(水素は関係なく電気分解した水に効果がある)と厚生労働省が認めている。

水素水とは、水素分子が高濃度に含まれている水の事である。還元水とは違い、作成方法は電気分解だけに限られず、加圧して通常の水に水素ガスを充填したり、化学反応を利用して水素を発生させたりして作られる。ダイエット効果や美容効果、がん予防といった効果がうたわれ、通常の水よりかなり高い価格で様々な会社から販売されていた。そのくせ水素の含有量は酷いもので、未開封でも水素量が減少している物もあり、飲む事で期待出来る一番の効果は「水分補給」という企業回答が多かった。国民生活センターの調査により、販売されている水素水は、ほぼ「ただの水(最初は水素が含まれていても自然と抜けていく為)で宣伝でうたわれている様な効果は期待出来ない」とされた。水素水自体の効果を全否定した訳ではない様だが、決して肯定した訳でも無い。

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