過熱水蒸気とスチームの違い

過熱水蒸気とスチームの違い

- 概要 -

過熱水蒸気とは、100℃以上、最大で500℃まで上がる、物を焼く事が出来る水蒸気の事である。スチームとは、水蒸気の事で、基本的に100℃までのものを指し、物を蒸す事は出来ても過熱水蒸気の様に焼く事は出来ない。

- 詳しい解説 -

過熱水蒸気とは、100℃以上、最大で500℃まで上がる、物を焼く事が出来る水蒸気の事である。スチームとは違い、しっとりとした水蒸気ではなく、沸点よりも高い、カラッと乾いた水蒸気の事を指す。スチームの様に一度の加熱で作られるものではなく、一度常温の水を加熱して水蒸気にし、それを更に加熱すると過熱水蒸気が出来る。空気が無く、熱伝導率がスチームよりも高い。オーブンレンジで過熱水蒸気をフルに使用するものである場合、スチーム機能を使った場合とは違い、しっかりカリっとした仕上がりになるのが特徴である。

スチームとは、水蒸気や湯気の事で、基本的に温度は100℃までのものを指し、物を蒸したりあたためる事は出来ても、過熱水蒸気の様に焼く事は出来ない。電子レンジで普通にあたため等をした場合はスチーム機能を使っており、蒸気がもわっと出て、食べ物はしっとり、もしくはベタっとしたと仕上がるイメージである。

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