サイクロンとハリケーンの違い

サイクロンとハリケーンの違い

- 概要 -

サイクロンとは、主に春頃と秋頃に発生する、強い熱帯低気圧の事である。ハリケーンとは、主に夏から秋頃に発生する、最大風速65ノット以上の熱帯低気圧の事である。

- 詳しい解説 -

サイクロンとは、主に春頃と秋頃に発生する、強い熱帯低気圧の事である。季節風の交換期にあたる5月と10月に北インド洋周辺でよく発生する。原理としては台風と同じである。最大風速が(一分平均で)毎秒17メートル以上の物を指す為、ハリケーンよりも基準は低め。一年間のうち発生する個数は、約10個前後程で、ハリケーンよりもやや少ないといったところである。名前はオーストラリアで募集し、応募されたものから決められている。

ハリケーンとは、主に夏から秋頃に発生する、最大風速が毎秒32.7メートル以上の熱帯低気圧の事である。カリブ海とメキシコ湾方面、大西洋西部で発生したものを指す為、主な被害地域はアメリカとメキシコになる。暴風雨を伴うのが特徴。一年間のうち発生する個数は、約8個前後程と、サイクロンに比べると少な目ではある。世界気象機関により、女性の名前と男性の名前を交互につけて呼んでいる。自分と同じ名前のハリケーンが大災害を起こした場合は少し複雑な気持ちになる。

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