オペレーターとプロモーターの違い

オペレーターとプロモーターの違い

- 概要 -

オペレーターとは、調節遺伝子の一種で、作動遺伝子とも呼ばれる。アミノ酸の配列順序を決める構造遺伝子の抑制を行う。プロモーターとは、調節遺伝子の一種で、DNAへの転写を調節する領域の一つである。

- 詳しい解説 -

オペレーターとは、調節遺伝子の一種で、作動遺伝子とも呼ばれ、mRNA合成を制御する塩基配列であり、負に制御する。リプレッサーと結合する部位で、アミノ酸の配列順序を決める構造遺伝子の抑制を行う。プロモーターとは違い、全ての遺伝子に存在する訳ではない。

プロモーターとは、調節遺伝子の一種で、遺伝子の上流にあり、DNAへの転写を調節する領域の一つである。RNAポリメラーゼが結合する部位で、オペレーターとは違い、全ての遺伝子に存在する。遺伝子は、プロモーターからの信号によって発現し、タンパク質を作る。遺伝子組み換え時にプロモーターも一緒に組み込まれるが、目的の遺伝子だけではなく、目的外の遺伝子を起動させてしまい、有害物質を作り出す可能性があると危険視されている。

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