ちゃんちゃんこと半纏の違い

ちゃんちゃんこと半纏の違い

- 概要 -

ちゃんちゃんことは、子供用の袖の無いタイプの羽織の事で、半纏(はんてん)とは、襟を折り返さないタイプの羽織の事で、ちゃんちゃんことは違い、袖があり、前部分に胸ひもが無いのが特徴である。

- 詳しい解説 -

ちゃんちゃんことは、子供用の袖の無いタイプの羽織の事である。例外として、還暦時のお祝いで着る赤いちゃんちゃんこは大人用のサイズになっている。防寒用として着用される事が多く、着る季節は冬頃に限定される。中には保温の為に綿が入っている物が一般的。

半纏(はんてん)とは、襟を折り返さないタイプの羽織の事で、ちゃんちゃんことは違い、袖があり、前部分に胸ひもが無いのが特徴である(胸ひもがあるものを半纏として販売している所もあるが、本来は胸ひもが無く、手ぬぐい等を帯び代わりにして結び締めるものを指す)。元々は火消しをはじめとする労働者の作業着的な物で、背中側に紋や集団名等を染め、結束を固めたり仲間意識を高めたとされる。そのほか、綿の入った防寒用(その場合は前にひもがあり、ほぼ「どてら」に近い)や、子供をおぶった上から羽織る事が出来るねんねこ半纏等もある。

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