チルドとフローズンの違い

チルドとフローズンの違い

- 概要 -

チルドとは、セ氏零度前後という氷温に近い低温で「冷蔵」されているものという意味で、フローズンとは、物が氷る程の低温で「冷凍」されているものという意味である。

- 詳しい解説 -

チルド(chilled)とは、セ氏零度前後という氷温に近い低温で「冷蔵」されているものという意味である。食品が凍るかギリギリ凍らないラインで、冷蔵庫のチルド室に入れる事が良いとされる食品は、主に肉や魚介類(お刺身も含む)、ちくわ等の練り物や、加工肉、発酵食品である。冷凍した方が長持ちするが、解凍が手間だったり風味が損なわれるので、すぐ使う予定があるならチルド室に入れておくのが良い。冷凍されたものをゆっくりと解凍する為にチルド室に移すという使い方もある。(肉など常温でいきなり解凍するとドリップが出て、風味が失われてしまったり不味くなる為)

フローズン(frozen)とは、物が氷る程の低温で「冷凍」されているものという意味である。温度はチルドよりも低い−18℃以下なのが一般的。冷たさやシャリシャリ感を売りにした冷たいドリンク等の場合は、フローズン○○と名付けられている場合があるが、温度はそこまで低くは無い。

いずれも温度の範囲は具体的には決まっていない。

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