痰と鼻水の違い

痰と鼻水の違い

- 概要 -

痰とは、気道粘膜を保護する為の分泌物の事で、気道から分泌されているもの。鼻水とは、鼻から分泌される分泌液の事で、これを吸い込み口や喉に流れ込んでしまう事を後鼻漏(こうびろう)と呼ぶ。

- 詳しい解説 -

痰とは、気道粘膜を保護する為の分泌物の事で、気道から分泌されているものである。分泌量が多くなると、喉が詰まった様な不快感がある。咳と共に排出されるか、食道へ飲み込まれる。埃や菌といった異物がこれ以上体内に入るのを防ぐ為、それらの異物を絡め取り排出しようとする働きがある。主に風邪の時に大量に分泌されやすく、空気の汚染された所に長くいたり、喫煙者も分泌されやすい。

鼻水とは、鼻から分泌される分泌液の事で、これを吸い込み口や喉に流れ込んでしまう事を後鼻漏(こうびろう)と呼ぶ。痰と同じく異物を排出する為に分泌されている。鼻と喉が繋がっている事から、鼻水を吸い込むと痰になると思われがちだが、これらは別物である。痰とは違い、風邪だけでなく、アレルギーや副鼻腔炎等が原因で分泌量が増える事がある。また、垂れたり詰まったりする等、外見的に見苦しかったり、呼吸がしにくくなる等、長引くと熱以上に辛い事もある。

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