教皇と法王の違い

教皇と法王の違い

- 概要 -

教皇とは、ローマ法王やポープとも呼ばれる、ローマ・カトリック教会最高位の司教の事である。法王とは、教皇と同じ意味として用いられる呼称である。どちらも同じ意味だが、翻訳の問題で2種類存在している。カトリック教会は教皇を正式名称とし、日本政府は法王と正式名称としている。

- 詳しい解説 -

教皇とは、ローマ法王やポープとも呼ばれる、ローマカトリック教会最高位の司教の事である。カトリック教会は「教皇」を正式名称としているが、その様に定められる以前は「法王」と訳される事が多かった為、「教皇」「法王」の二つの呼び方が混在している状態になっている。TVや新聞といったメディアでは、原則「法王」の方を用いている事が多い。

法王とは、教皇と同じ意味として用いられる呼称である。日本の場合は仏教の王や仏の敬称として用いられる場合がある。出家した上皇を法王と呼んだ場合もあったが、その場合正式には「法皇」となる。日本のカトリック教会は「教皇」を正式名称と定めたが、それ以前に、既にローマ法王庁大使館という名前で届出がされており、国名変更等の特別な理由が無い限り変更が認めらない為、日本政府は「法王」を正しい名称としている。

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