ジオパークと世界遺産の違い

ジオパークと世界遺産の違い

- 概要 -

ジオパークは自然や歴史的建造物、またはそれに付随する文化などの無形なものに対しても保護し、それを観光や教育に利用することに対しても推進するものであり、世界遺産は有形遺産の保護に限られるが、登録されるとその保護は永続的である。

- 詳しい解説 -

ジオパークは自然的景観や歴史的価値のあるものを保護する事を目的としたプログラムである。また保護するだけでなく、その遺産などがある土地の観光などによる経済的発展、教育、研究など総合的に活用することも目的とされる。ジオパークはユネスコから支援を受けているが、それに値するかどうかは4年に1度見直される。その対象は自然景観、建築物、遺跡だけでなく無形の文化も含む。

世界遺産はユネスコの条約によって保護される遺産である。その対象は歴史的建造物や普遍的な美しさのある自然景観など、有形のものに限る。また、1度登録されると問題が無い限り永続的にその価値は保障され、保護の対象はとなる。 ちなみに無形文化財は正式な世界遺産ではない。

両者の大きな違いは、プログラムの目的が活用することを含むか保護のみに留まるか、ユネスコの支援に留まるか条約として締結られているか、登録期間か4年ごとの見直しがあるか永続的かの3点である。

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